【福岡市での墓じまい】やま中が出会った“ちょっと笑える、でも心に残る”現場物語
墓じまいは“ご先祖様とのお別れ”だけじゃない
こんにちは、福岡市で墓じまいのお手伝いをしている「やま中」です。
お墓を片づける=「寂しい」「大変そう」と思われる方も多いのですが、実際の現場には人間味あふれる温かさと、時にはちょっと笑えるエピソードが隠れています。
今回は、福岡市内で墓じまいをしていて出会った「心に残った場面」を少しだけご紹介します。
「お墓からこんにちは?」思わぬゲストにびっくり
ある現場で、古い墓石を動かそうとした時のこと。
「ガサッ」と音がして何事かと思ったら…中から出てきたのは、なんと 大きなカエル!
スタッフ一同「ぎゃー!」と後ずさりしたあと、思わず大笑い。
施主様もその場にいらっしゃって、「ご先祖様が最後に挨拶に出てきたのかもね」と冗談を言われ、場が和やかな空気に包まれました。
こういう小さな出来事も、「緊張していた気持ちが和らぐ瞬間」なんです。
ご先祖様への“最後のお供え”
別の現場では、作業が終わったあとに施主様が「最後にこのお酒を一杯かけてあげたい」と持ってこられたことがありました。
なんと、故人が大好きだった焼酎。
スタッフも一緒に手を合わせながら、「こんなお別れもあるんだな」と胸がじんとしました。
お墓の前に漂う焼酎の香りに、思わず「これはご先祖様も喜んでるでしょうね」と笑い合ったのを覚えています。
「重機VSご近所さんの梅の木」事件
墓じまいの現場は狭い場所が多く、重機を入れるのにも一苦労。
あるお寺の敷地で作業をしていたとき、ご近所さんが「うちの梅の木だけは絶対に折らんでね!」と見守っておられました。
重機オペレーターはプレッシャーで手に汗をかきつつ、まるで山笠の舁き手が人混みをすり抜けるように、器用に墓石を運び出し。
無事に梅の木を守りきった瞬間、「おぉ〜っ!」と拍手までいただきました(笑)。
解体の仕事って、実はご近所さんの信頼関係まで築けるお仕事なんです。
墓じまいは“笑顔で未来につなぐ整理”
墓じまいは決して楽しいイベントではありません。
でも、こうした小さなエピソードや温かい会話があるからこそ、ご家族の表情も少しずつほころんでいきます。
最後に更地になった場所を見て「ありがとう。気持ちが軽くなりました」と言われると、私たちも胸がいっぱいになります。
やま中が大切にしていること
- ご先祖様への敬意を忘れない
- ご家族の気持ちに寄り添う
- 現場は安全第一、でも心はあったかく
- ちょっとした笑顔を生むお手伝い
解体の技術だけではなく、「人と人のつながり」を大切にしているからこそ、私たちの墓じまいには温かさがあるのだと思います。
まとめ:福岡で墓じまいを考えたら、気軽にご相談を
「墓じまいってなんだか難しそう」「ご先祖様に失礼にならない?」
そう思われる方こそ、やま中に気軽にご相談ください。
私たちは、真剣に、でもときどき笑いも交えながら、ご家族と一緒に“未来につなぐ整理”を進めていきます。
カエルが出てきても、梅の木を守るときも(笑)、いつだって心を込めて対応いたします。
